うつ病の治療記事一覧
主な薬物療法
従来、うつ病の治療法としてその効果が証明されていたのは、電気けいれん療法でした。電気けいれん療法は、その効果および安全性から保険が適用されます。一方、近年のその有効性が臨床的に科学的に実証されてきているのが、薬物療法です。つまり抗うつ薬の投薬によるものです。抗うつ薬というのは、主としてうつ症状の緩和...
音楽療法
うつ病の治療法としては、電気けいれん療法や薬物療法、認知行動療法が主体となりますが、そのほかにも、実験的段階であるものや、限定的に行われるものとして、睡眠を断つ「断眠療法」や強い光を浴びる「光療法」、運動によるストレス発散を目指す「運動療法」および、音楽を聴いたり演奏したりすることによる効果を応用す...
子どものうつ病治療
アメリカの操作的診断基準である、DSM−IV−TR(精神疾患の分類と診断の手引き)では、一般人口のうつ病有病率は平均して約2.8パーセントとされ、日本の面接調査によっても一般人口の時点有病率は2パーセント、生涯有病率は6.5パーセントとされます。また、子どもの有病率は、12歳未満(児童期)では0.5...
心理療法
うつ病の治療には、三環系抗うつ薬などの投薬治療(薬物療法)とともに、心理療法を併用して行くことが重要であり、また効果があるとされます。心理療法というのは、うつ病や統合失調症などの精神疾患の治療や心理的問題の解決、また精神的健康の維持と増進を目的とする理論や技法の体系のことです。臨床心理学の分野では心...
箱庭療法の行い方
うつ病をもつ子ども(12歳未満の児童期と12歳から17歳までの思春期の子どもたち)が増えているなか、三環系抗うつ薬の投薬治療に並行して重視され、またその効果が期待されているのが箱庭療法や遊戯療法などの心理療法です。箱庭療法は具体的には次のような手順で行われます。箱庭療法に用いられるのは、箱(縦57c...
日本における箱庭療法
子どものうつ病治療として、三環系抗うつ薬の投薬治療に並行して推奨されているのが箱庭療法や遊戯療法などの心理療法です。日本では箱庭療法は河合隼雄が1965年に紹介しました。箱庭療法は英国で発表されて以来、欧米・ヨーロッパで広く用いられていますが、実際、欧米と比較して非言語的表現の多い日本の文化において...
抗うつ薬使用の注意点
古い世代の抗うつ薬である、三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬と比べ、新しい世代の抗うつ薬であるSSRIやSNRIでは、排尿困難や眠気といった副作用が軽減されてきたとはいえ、吐き気や性欲減退などの副作用があることは確かです。副作用以外にも、抗うつ薬を用いる際に注意すべきことがいくつかあります。●自殺の危険...
箱庭による自己表現
特に、12歳未満の児童期〜12歳から17歳の思春期におけるうつ病の治療法として、薬物療法と並んで注目されているのが、箱庭療法と遊戯療法です。そもそも箱庭療法はうつ病体験を言語化することが困難、あるいは発達段階によっては不可能な子どもを対象としたものでしたが、現在では成人の精神病治療にも広く活用されて...